新潟食料農業大学 来春開学へ
~「食」「農」を一体的に学び、食の可農性を追究~
学校法人新潟総合学園 新潟食料農業大学は、8月29日に文部科学大臣より設置を認可され、2018年4月の開学が決定しました。
食料産業は、年間100兆円規模への成長が見込まれる巨大な経済セクターであり、今後、輸出も含めてさらに発展が期待される成長分野です。生産から加工・流通・販売・調理・サービスといった一連の流れ・「フードチェーン」を切れ目なくとらえ、市場や消費者のニーズを出発点とする「マーケットイン」の思考が必要不可欠な時代となりました。
本学が設置する食料産業学部 食料産業学科(定員180名)では、ビジネスを重視した教育研究を展開します。1年次には、食料産業全体を総合的・一体的に学び、2年次からは総合的な知識・技術の修得に加え、コース別選択によりアグリ、フード、ビジネスの専門性も身につけます。また、3~4年次には、それぞれがコース別で修得した知識・技術に基づいて、研究開発を行うゼミ等を展開、これらを総括して、今後の食料産業分野の担い手として新たな技術開発や事業を創造かつ牽引していく「専門知識を兼ね備えた食料産業界のジェネラリスト」を育成します。そして、本学は、将来に向けて、「食」の総合大学を目指します。
キャンパスは、新潟市と胎内市に設置します。国家戦略特区の農業特区に指定され日本海側で唯一の政令指令都市である新潟キャンパスでは、主に食の流通・ビジネスを学びます。また、豊かな自然に育まれた胎内キャンパスでは、最新の生産技術、加工・製造技術を主に学びます。この環境に恵まれた両キャンパスで、現場経験豊富な教授陣と整備された最新の実験機器のもと、各地域と密接に関わりながら、食料産業界を牽引する人材育成及び研究開発を展開します
【新潟キャンパス】新潟市北区島見町字上割地 【胎内キャンパス】胎内市平根台2416番地